Webflowは高品質なノーコードWebサイトを構築できるプラットフォームとして人気ですが、多言語対応については追加の対策が必要です。
この記事では、Webflowサイトを多言語化する方法を比較し、サイトの規模や予算に合った最適な方法を紹介します。
Webflowサイトの多言語化が必要なケース
- グローバル企業のコーポレートサイト
- 海外顧客向けのサービスサイト
- インバウンド集客が必要な店舗・施設
- 海外投資家・パートナー向けの情報発信
方法1: Webflow Localization(公式機能)
Webflowが提供する公式の多言語化機能です。
特徴
- Webflowエディタ内で翻訳を管理
- 各言語のページが個別URLで生成される
- hreflangタグが自動設定
メリット
- Webflowネイティブ — 追加ツール不要
- SEO完全対応 — 各言語が個別URLを持ち、hreflang自動生成
- ビジュアルエディタ — デザインを見ながら翻訳を編集
デメリット
- 費用が高い — Localization対応プランは上位プランのみ
- 翻訳は手動 — 全テキストを自分で翻訳する必要がある
- 言語数の制限 — プランによって対応言語数が限られる
- ページ数が倍増 — 管理するページが言語数分増える
費用
Localization機能はWebflowのCMSプラン以上で利用可能で、追加言語ごとに課金されます。
方法2: JavaScript埋め込み型翻訳サービス
blaidのようなJavaScript埋め込み型の翻訳サービスを使う方法です。
特徴
- WebflowのカスタムコードにJavaScript1行を追加
- AIによる自動翻訳
- 翻訳の手動編集・用語集管理が可能
メリット
- 導入が簡単 — カスタムコードに貼り付けるだけ
- 自動翻訳 — テキストの検出から翻訳まで自動
- 低コスト — 無料プランから始められる
- Webflowのプラン変更不要 — 現在のプランのまま多言語化
デメリット
- SEOはエクスポート方式 — Webflow Localizationほどのネイティブなhreflang対応ではない(多言語SEOの基本を参照)
- クライアントサイド翻訳 — 初回表示は日本語
Webflowでの導入手順
- Webflowのプロジェクト設定を開く
- 「Custom Code」タブを選択
- Head内とBody終了前にコードを貼り付け
<!-- Head Code に追加 -->
<script>
window.blaidTranslatorConfig = {
apiKey: 'your-api-key',
apiUrl: 'https://blaid.jp',
targetLanguages: ['en', 'ko', 'zh-CN', 'zh-TW'],
defaultLanguage: 'ja'
};
</script>
<!-- Footer Code に追加 -->
<script src="https://blaid.jp/js/blaid-translator.js"></script>
- サイトを公開して動作確認
方法3: 手動で言語別ページを作成
Webflow上で言語ごとにページを複製して翻訳する方法です。
メリット
- 追加コストなし
- 完全にコントロール可能
デメリット
- ページの管理が非常に大変
- 更新時の同期が手動
- 規模が大きくなると破綻する
小規模サイト(5ページ以下)でない限り、おすすめしません。
3つの方法を比較
| 比較項目 | Webflow Localization | blaid | 手動複製 |
|---|---|---|---|
| 導入の手軽さ | 中程度 | 簡単 | 大変 |
| 月額費用 | 高い(上位プラン必須) | 0〜14,800円 | 0円 |
| 翻訳方式 | 手動 | AI自動 + 手動修正 | 手動 |
| SEO対応 | ネイティブ(最強) | エクスポート機能 | 手動設定 |
| 更新の手間 | 各言語を個別更新 | 自動反映 | 各ページを個別更新 |
| 用語集 | なし | あり | なし |
| 対応言語数 | プラン依存 | プラン依存(最大12) | 制限なし |
選び方のガイド
SEOが最優先で予算がある → Webflow Localization
コストを抑えて素早く多言語化したい → blaid
5ページ以下の小規模サイト → 手動複製も選択肢
まず効果を検証したい → blaidの無料プランで試す → 効果が確認できたらLocalizationも検討
まとめ
Webflowサイトの多言語化は、予算とSEO要件のバランスで最適な方法が変わります。
まずはblaidの無料プランで多言語化の効果を確認し、海外からのアクセスが増えてきたらWebflow Localizationへのアップグレードを検討するのが、最もリスクの低い進め方です。Webサイト多言語化の方法全般についてはウェブサイト多言語化の方法と費用比較もご覧ください。