WordPressサイトを多言語化したいとき、最初に検討するのがプラグインの導入でしょう。しかし、多言語化プラグインは種類が多く、それぞれ設計思想やコストが大きく異なります。

この記事では、代表的な多言語化プラグイン WPMLPolylang、そしてプラグイン不要のアプローチとして blaid を比較し、それぞれのメリット・デメリットを整理します。

WordPress多言語化の2つのアプローチ

WordPressの多言語化には、大きく分けて2つのアプローチがあります。

アプローチ1: CMS統合型(WPML, Polylang)

WordPress内部で言語ごとに投稿・ページを管理する方式です。各言語のコンテンツがWordPressのデータベースに保存されます。

アプローチ2: フロントエンド型(blaid)

WordPressの外側で翻訳を処理する方式です。JavaScriptを1行追加するだけで、表示されるテキストをリアルタイムに翻訳します。

WPML(WordPress Multilingual Plugin)

WordPressの多言語化プラグインとして最も歴史があり、利用者も多いプラグインです。

特徴

メリット

デメリット

向いているケース

Polylang

WPMLに次いで人気のある多言語化プラグインです。無料版があるのが大きな特徴です。

特徴

メリット

デメリット

向いているケース

blaid(JavaScript埋め込み型)

WordPressにプラグインをインストールせず、JavaScriptを1行追加するだけで多言語化する方式です。

特徴

メリット

デメリット

向いているケース

3サービスの比較表

比較項目 WPML Polylang blaid
初期費用 $39〜/年 無料〜€99/年 無料〜
月額換算 約500〜2,000円 0〜約1,300円 0〜14,800円
導入の手軽さ 難しい 中程度 非常に簡単
翻訳方式 手動/外注 手動 AI自動 + 手動修正
SEO対応 自動(hreflang) 自動(hreflang) エクスポート機能
翻訳管理 WordPress内 WordPress内 blaid CMS
サイト速度への影響 大きい 中程度 小さい
WooCommerce対応 充実 Pro版で対応 表示テキストの翻訳
対応言語数 65+ 100+ 12言語(プランによる)
プラグイン互換性リスク あり あり なし
翻訳コスト 自己負担 自己負担 プラン内で完結

選び方のフローチャート

Q: WooCommerceでの多言語EC が必要? → Yes → WPML がベスト

Q: 費用をゼロに抑えたい? → Yes → Polylang(無料版)blaid(Freeプラン)

Q: 翻訳は全部自分で書きたい? → Yes → Polylang or WPML

Q: AI翻訳で手軽に始めたい? → Yes → blaid

Q: プラグインの管理が面倒? → Yes → blaid

まとめ

WordPress多言語化プラグインにはそれぞれ強みがあります。

blaidは無料プランから始められるので、まずは自分のWordPressサイトでどのくらいの品質で翻訳されるか、試してみるのがおすすめです。多言語化の方法全般についてはウェブサイト多言語化の方法と費用比較もご覧ください。