越境ECの市場規模は年々拡大しており、日本のShopifyストアが海外顧客にリーチするチャンスが広がっています。しかし、ストアの多言語化は「どこから手をつければいいかわからない」という声も多く聞かれます。

この記事では、Shopifyストアを多言語化する3つの方法を比較し、越境ECを始めるための実践的なステップを解説します。

なぜShopifyストアの多言語化が必要か

方法1: Shopify Markets + Translate & Adapt

Shopifyが公式に提供する多言語・多通貨対応機能です。

特徴

メリット

デメリット

費用

Shopify Marketsの基本機能は全プランで利用可能です。Translate & Adaptアプリは無料ですが、翻訳自体は手動作業のコストがかかります。

方法2: サードパーティ翻訳アプリ

Shopifyアプリストアの翻訳アプリ(Langify, Weglot, Langshop等)を使う方法です。

特徴

メリット

デメリット

費用の目安

アプリ 月額 特徴
Langify $17.50/月 手動翻訳中心、軽量
Weglot $15〜$79/月 自動翻訳、SEO対応
Langshop $10〜$34/月 AI翻訳、通貨切替

方法3: JavaScript埋め込み型翻訳

Shopifyのテーマにblaidの翻訳スクリプトを追加する方法です。

特徴

メリット

デメリット

Shopifyでの導入手順

  1. Shopify管理画面 → 「オンラインストア」→「テーマ」
  2. 現在のテーマの「コードを編集」を選択
  3. theme.liquid ファイルを開く
  4. <head> タグ内と </body> タグの前にコードを追加

越境ECで多言語化以外に必要なこと

ストアを翻訳しただけでは越境ECは成功しません。以下の要素も合わせて対応が必要です。

決済方法

配送

カスタマーサポート

法的要件

3つの方法の比較表

比較項目 Shopify Markets 翻訳アプリ blaid
導入の手軽さ 中程度 簡単 簡単
月額費用 プラン内 $10〜$79 0〜14,800円
翻訳方式 手動 自動+手動 AI自動+手動
SEO対応 ネイティブ アプリ依存 エクスポート
多通貨対応 あり アプリ依存 なし
商品検出 自動 自動 自動
ストア速度 影響なし アプリ依存 小さい

おすすめの組み合わせ

本格的な越境EC → Shopify Markets(多通貨・配送)+ blaid(翻訳の自動化)

まず試してみたい → blaidの無料プランでストアを英語化 → 効果を見てShopify Marketsを追加

予算重視 → blaidの無料〜Starterプラン

まとめ

Shopifyストアの多言語化は、越境ECの第一歩です。翻訳だけでなく、決済・配送・カスタマーサポートも含めた総合的な対応が成功の鍵です。

まずはblaidの無料プランでストアの英語化を試し、海外からの反応を確認してから本格的な越境EC体制を構築するのが、最もリスクの低い進め方です。多言語SEOの対策については多言語SEOの基本も参考にしてください。